チップをスマートに支払う!アメリカのレストラン基本知識まとめ

アメリカ旅行やアメリカ出張に行ったら美味しいレストランで外食したいけど、チップとかよくわからないし不安・・・という方、たくさんいると思います。

ここではアメリカのレストランでスマートに振る舞うための基本情報をお伝えします。

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予約と入店は??

一人あたり$100を超える高級店や一部の人気店は事前の予約が必要です。

予約は基本的には電話予約が多いですが、アメリカ版食べログのYelpやレストランのホームページからも予約可能なお店も多いです。

Yelpアプリのインストールはこちらからどうぞ。

iOSの方はこちらからどうぞ。

Androidの方はこちらからどうぞ。

Yelp
Yelp
Developer:Yelp, Inc
Price:Free

例えばカリフォルニアで大人気のステーキレストラン「House of Prime Rib」もホームページから予約が可能です。ホームページはこちらから。 ここは数ヶ月前からほぼ予約で埋まっている人気店です。

予約が必要なお店は少数派で多くのお店では予約が不要なので安心してください。

入店すると、案内係の方に人数を伝えて席まで案内してもらいます。「Three」とか数字だけを伝えればOKです。
お店によってはテーブルかブース(高いシートで囲われた席)どちらが良いかを聞かれます。

日本でよくある「お好きなお席にどうぞ」という店はほとんどありません。

子ども連れの場合はチャイルドチェアやブースターシートが必要か尋ねられることもあります。

オーダーは?

席につくとサーバーの方が自己紹介とともにこの席を担当することを伝えてくれます。

サーバーの方にはそれぞれ持ち場があるので、自分の担当以外にお願い事をするのはスムーズに行かない時があるためおすすめできません。

最初の挨拶の時に合わせてドリンクの注文を聞かれます。

アメリカでは水はTap Water(水道水)であれば基本的に無料なのでこの時に水を頼んでもOKです。水道水が嫌な方はstill water(炭酸抜き水)、sparkling water(炭酸入り水)を頼んでも良いでしょう。

挨拶とドリンクのオーダーは入店後すぐにきますので、決まっていない方は「Not ready」等と伝えると頃良いタイミングで再度注文に来てくれます。

フードメニューのオーダーは食べたい物を最初に全て頼むのが基本です(デザートはまた別のタイミングがあります)。

日本の居酒屋的な「とりあえず以上で」文化はありません。メニューも邪魔ですのでオーダー後に回収されます。

文化が無いだけですので、もちろんメニューをキープすることを伝えて後から注文してもOKです。

また、プレートをシェアして食べたい方はその旨を伝えると取皿を持ってきてくれます。

食事中は?

食事中はサーバーの方が頻繁にテーブルに回ってきます。アプローチの仕方は様々ですが、料理の味はどうですか?と尋ねられるパターンが最も多いです。

挨拶みたいなものなので、英語が苦手な方はとりあえずGoodと応えておけばOKです。

食事中に英語で色々話しかけられるのは嫌だなと思う方もいるかもしれませんが、私はアメリカのレストランでここが一番好きな所です。

気の利くサーバーの方は本当に良いタイミングで回ってきてくれます。例えば、ケチャップ欲しいなとか、飲み物お代わりしたいなという時にちょうど来てくれるんです。

日本では大体大きな声で「すみませーん」と呼ばなければいけませんよね?私はこれが苦手なのでアメリカのシステムは実に心地よいものでした。

メインの食事が終わるとデザートについて聞かれるので、サーバーにメニューをもらって注文しましょう。

お会計とチップは?

最後にお会計です。ここが日本の方式と最も異なり、多くの方が最初は戸惑うポイントでしょう。

お会計はテーブル会計です。

デザートを頼まない方はそのタイミングでチェックをお願いするとスムーズです。デザートを頼んだ方もサーバーが御用聞きに回ってきますのでその時にチェックをお願いするのがスマートです。

チェックをお願いしたらバインダーもしくはキャッシュトレイと一緒に伝票を渡されます。

アメリカではチップが文化です。よほど店員に失礼なことをされたとかでなければチップを払うのがお決まりになっています。

チップを支払う時に注意してほしいのが伝票の合計料金に既にサービス料金が含まれているかということです。

サービス料金が含まれていれば余計にチップを支払う必要はありません。もちろんサービスに感激していればチップを追加してもOKです。

レストランでのチップは税抜前価格に対して15〜20%が目安です。私は大体ブレックファーストやランチでは15%、ディナーでは20%にしていました。

計算しなくても良いように伝票やレシートに15%、18%、20%の時のチップ額が書いてあるお店もあります。

税込み後の価格に対して計算しているお店も多いので、払いすぎたくない方は気をつけてください。

現金支払いは?

支払いを現金で行う方はまずチップを含まない伝票の合計金額に対して支払いを行います。

サーバーの方が現金を回収してレシートとお釣りをキャッシュトレイで持ってきてくれます。

このタイミングでサーバーの方から感謝とお別れの挨拶があります。

お店を出るときにレシートを回収して、キャッシュトレイにチップを残しておけばOKです。サーバーに直接渡す必要もチップの回収を待つ必要もありません。

また、チップを含んだ額を最初に渡してしまってもOKです。

その場合は「Keep the change」と伝えてください。そこで感謝とお別れの挨拶となります。

カード支払いは?

カード支払いの場合は伝票のバインダーにカード入れがあるのでそこに挟んでテーブルに置いておきます。キャッシュトレイの場合はカードを入れておきましょう。

カードは一旦サーバーの方に回収され、チップを含まない伝票の料金分がカードから引かれる処理がされます。

その後レシートが2枚発行されます。1枚がカード所有者のサインとチップを記載してお店に渡す用、もう1枚が自分用です。

レシートの下にMerchant copyと書いてあるのがお店用、Customer Copyと書かれているのが自分用です。

やはりこのレシートを渡されるタイミングでサーバーの方から感謝とお別れの挨拶があります。

あとはチップ額を記入したお店用レシートをバインダーやキャッシュトレイに残して、サーバーの方が取りに来る前にお店を後にして大丈夫です。

グループの支払いは?

グループで食事をした際は割り勘や自分が食べた分だけ支払いたい場合があります。

アメリカは日本よりも伝票の分割に寛容です。お店によっては10人を超える場合でもお願いをすれば伝票をわけてくれることもあります。

4人ぐらいであれば多くの店で支払いを別々にしてくれますが、最大2人までとしている店もたまにあります。

伝票の分割はチェックをお願いするときに伝えれば分割してくれますし、それを忘れても現金やカードを渡すときに例えばカードを4枚バインダーに挟んでおくのでもOKです。

分割の仕方を尋ねられますので、自分の食べた分だけの場合は「Could you separate it?」割り勘にしたい場合は「Could you split it evenly?」でOKです。

チップを記載するレシートも個別に発行されるので各々好きな額を支払うことができてとても便利です。

グループ支払い時に便利なアプリ

個別会計ができないお店の時に便利なアプリがVenmoとSplitwiseです。

Venmo

Venmoは個人間送金アプリです。
アプリ登録時に銀行口座と紐付けを行うのですが驚くべきことに送金の手数料は一切かかりません。

アプリ上でお金を渡す人をその登録名から検索することができ、操作はとても簡単です。

iOSの方はこちらからどうぞ。

‎Venmo
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Developer:Venmo
Price:Free

Androidの方はこちらからどうぞ。

Venmo
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Developer:Venmo
Price:To be announced

Splitwise

Splitwiseはよく一緒に行くグループが固まっているようなケースに便利です。

毎回お金の受け渡しをするのではなく、ツケみたいなイメージで誰がいくら払ったかを記録していくことができ、最終的に誰が誰にいくら払えばいいのかが正確にわかります。

iOSの方はこちらからどうぞ。

‎Splitwise
‎Splitwise
Developer:Splitwise, Inc.
Price:Free+

Androidの方はこちらからどうぞ。

Splitwise
Splitwise
Developer:Splitwise
Price:Free

ここまで知れば皆さんのアメリカレストランに対する知識はばっちりです。

自信を持ってアメリカのレストランをEnjoyしてください!

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