家でつきたてのお餅を食べたい気分になったので、ホームベーカリーで作ってみることにしました。
家庭での餅つきといえばかつては専用の餅つき機を使うのが定番でしたが、近年は餅つき機能を兼ね備えたホームベーカリーで行うのが主流です。
ホームベーカリーで作るお餅は美味しい?手間は?コストは?
気になるこれらの点について実際に作って調べてみました。
使用したホームベーカリーと材料
今回餅つきに使用したホームベーカリーはパナソニックのSD-BMT1001です。
2015年に発売された少々古い製品ですが、持っている機能はパナソニックの最新機種とほぼ変わりません。
お餅を作るために必要な材料は、もち米、餅とり粉、水の3つです。
SD-BMT1001は最大でもち米3合分のお餅を作ることができます。
取扱説明書のレシピでは、以下の分量になっています。
事前に口コミを調べたところ、このレシピではお餅の芯が残るというコメントがいくつか見られたので今回は水の分量を300mlに増やしました。
作り方
作り方は非常にシンプルですが、最終的にお餅を食べやすいサイズに丸め終わるまでにおよそ2時間かかります。
まずはじめにもち米をザルで洗い、30分間水を切ります。
パンケースにセットする羽根を通常のパン羽根からめん・もち羽根に変えてから、もち米と水を投入します。
ホームベーカリーでお餅のメニューを選択し、スタートします。
蓋を締めた状態で50分間待ちます。
50分経つとブザーが鳴るので、今度は蓋を開けた状態でスタートします。
余分な水分を飛ばしながらお餅をこねる工程が10分間続きます。
10分経つと再度ブザーが鳴ります。
お餅をパンケースから取り出し、手にお餅がくっつかないように餅とり粉を使いながら食べやすい大きさに丸めれば完成です。
3合分のもち米からは約18個分の丸もちができます。
お餅の完成まで意外に時間は必要ですが手間はかからないので、一気に6合分、9合分と連続で作っても苦になりません。
味は美味しい??
ホームベーカリーで作るお餅はとても美味しいです。市販品と比べても遜色のないクオリティのお餅が出来上がります。
特につきたてのお餅は格別ですし、食べきれないお餅はもちろん冷凍保存することができます。
つきたての状態は加工し易いというメリットがあるので、あんこ餅等を作ってみるのも面白いでしょう。
美味しかったので我が家では3合分のお餅をあっという間に食べてしまいました
かかったコストは??
今回の餅つきにかかったコストは総額970円でした。
もち米(2kg) | 850円 |
餅とり粉 | 100円 |
水・電気代 | 20円 |
合計 | 970円 |
2kgのもち米からは、水が足されて3kg以上のお餅を作ることができます。
市販品のサトウの切り餅を比較対象として例に取ると、1kgがスーパーでおよそ700円で販売されているので3kgでは2,100円です。
ホームベーカリーを使ったことで半分以下のコストでお餅を作ることができました。
お餅はもち米から作った方が安いことがわかりました
ホームベーカリーを買うなら?
ホームベーカリーは、パナソニック、シロカ、タイガー魔法瓶、象印等、様々なメーカーの商品があります。
私は「パン・ド・ミ」を作ることができるという理由一点でパナソニックの上位機種をおすすめします。
ホームベーカリーは使わなくなる家電に挙げられることも多いですが、その理由の一つが「焼いたパンが美味しくないから」です。
「パン・ド・ミ」は、外はしっかり中はフワフワのパン専門店レベルの食パンです。
私はこの「パン・ド・ミ」をホームベーカリーで作り始めてからコンビニやスーパーで食パンを買うことは一切なくなりました。
その「パン・ド・ミ」を作ることができるパナソニックの現行機種はSD-MDX102とSD-MT3の2種類です。
最上位機種のSD-MDX102はパン生地作りの機能がSD-MT3よりも充実しているので、こだわった成形パンを作りたい方に向いています。
食パン作りがメインでたまにパン生地から惣菜パンや菓子パンを作りたいという方には価格が抑えられたSD-MT3がおすすめです。
SD-MT3でも使い切れないほどメニューや機能が充実しているので個人的には買うならこちらです
ホームベーカリーを使ったより詳しい実例はこちらの記事でも紹介しています。