ホームシアター、サウンドバーのDENON DHT-S316を購入しました。家にいる時間を多彩な音で贅沢にしてくれるコスパ抜群の商品です。
冒頭の画像は49型液晶テレビとの組み合わせです。テレビの前方にあるのがメインスピーカーで右がサブウーハーです。
ホームシアターはお手軽なサウンドバーから本格的なアンプシステムまで世の中に製品レパートリーは豊富です。
私も最初に欲しいと思ったのが3年前でこれだという商品と出会えずに悩みながら買わないということを何回も繰り返してきました。
価格以上の価値があると感じる製品に出会うまで探し続けていました
そんな時に家電量販店で出会ったのがこのDHT-S316です。
最初はSony製品を狙っていた
実はこの3年間ずっとSony製品を探してきました。テレビもレコーダーもヘッドホンもSonyで揃えていて、AV機器ならSonyがいいと妄信的に考えていたのです。
統一感を出すためにメーカーを揃えている方も意外と多いと思います
SonyのTVやレコーダーとつなげるんだから相性もいいだろうし、これらの製品を組み合わせた試験も十分行っているだろうと想像していました。
もちろんSony製品も素晴らしいとは思いますが、この3年間購入に踏み切れなかったのがネットでの口コミがいまひとつだったことが理由です。
家電量販店店員さんのアドバイス
今までのようにSony製品を求めて9万円台のサウンドバーを見に行ったある日のことです。家電量販店の店員さんとこんな会話をしました。
ホームシアターシステムを探しています
映画、音楽を目的とした本格志向なら高価格帯のサウンドバーよりも”アンプ”を使った本格的な環境を構築するのがおすすめです
でも、大きな機器を設置するスペースはなくて・・・
普段のテレビの音質を良くすることが目的なら、3〜4万円台のエントリーモデルで十分です
TVやBlu-rayレコーダーはSonyを持っているのですが、やっぱりSony製品の方がいいですか?
Sony好きな人はSonyで揃えようとしますが、HDMI(ARC)機能付きならどのメーカーも連動性は変わりません
要するに中途半端はやめて本格かエントリーかどちらか両極端を選ぶべきで、メーカーは関係ないということですね。
自分の求めている製品を再考
このアドバイスを受けて、もう一度自分が何を求めているかを考え直しました。
普段使用の9割以上はテレビ番組視聴だからエントリー機でも満足できるはず
もう一度視野を広くエントリー機を聞いてみることにしました。エントリー機コーナーには、Sony、ヤマハ、Bose、JBLと有名メーカーのサウンドバーが並んでおり、ひとつずつ映画に合わせて聴き比べをさせてもらいました。
聴き比べたところ、うーん。どこも音の特徴は違うけど決め手がない。。。ヤマハは音は好きだけどデザインがちょっと好みじゃないし。
やっぱりエントリー機はやめるべきかなと思っていた中、DENON DHT-S316の順番がやってきました。
DENON DHT-S316
DENONって何?初めて聞いたけど、海外のメーカー?
大変失礼しました。日本電氣音響株式會社をルーツに持ち、その通称「電音」に由来する国産ブランドなんですね。音響初心者の私は知りませんでした。
DENONは創業100年以上の歴史ある会社です
早速聴いてみると、、、すごい!!!重低音がしっかり響いている中、人のセリフがとてもクリア。音が私の好みにピッタリなまさに一目惚れならぬ一耳惚れです。しかも価格が2万円台なんて!!音質に対してウソみたいな安さです。
重低音がしっかり響く理由は、この価格帯では珍しい独立型のサブウーハー。デザイン的にも独立型の方がインテリアとして映えます。
人のセリフがクリアなのはダイアログエンハンサーという声を聞き取りやすくする機能を備えているからとのことです。
メインのサウンドバーの高さもスリムでデザインもスッキリしています。テレビの受光部を遮らない高さを抑えた設計とのことです。
即決しちゃいました。なんなら実家用にもと二台買っちゃいました。
使用レビュー
家での設置は簡単でした。メインスピーカーは電源接続とHDMIでテレビのHDMI(ARC)端子とつなぐだけです。サブウーハーは出荷時にBluetoothでメインスピーカーとペアリングされているので電源接続のみで自動接続されます。
Blu-rayレコーダーはテレビの別HDMI端子と接続しておくだけで3つの機器がきちんと連動し、Blu-rayレコーダーのリモコン一つで操作が可能です。ゲーム機等をつなぐ場合も同様にテレビの別HDMI端子に接続すればサウンドバーからの音声出力が楽しめます。
夏にテレビで長岡花火大会の中継を見てみました。テレビとサウンドバーの音を切り替えて鑑賞したところ、やはり最大の違いは低音です。テレビの音声ではパスッパスッとした花火の音がサウンドバーではドンッドンッとまるで花火会場にいるかのようなリアルなサウンドです。
音楽番組を見ても今までと違って響くベースの音が気分を盛り上げてくれます。音楽番組があまり好きではありませんでしたが、本当の音が聴こえてなかったからだったんだと気付かされました。
極めつけは映画やドラマです。大ヒット海外ドラマのゲーム・オブ・スローンズを鑑賞しました。このドラマの素晴らしさは語り尽くせませんが、サウンドバーによって作品の髄まで楽しむことができました。
大音量にするとまるで映画館にいるような迫力です
「映画や音楽は本格的なアンプ環境を」と家電量販店の店員さんは言っていましたが、DHT-S316が奏でる音も大満足のクオリティです。
その他にもBluetooth機能を備えているので、作業中や食事中にスマホやタブレットから好きな音楽をBGMで流して贅沢な時間を過ごしています。
唯一の欠点は音量調節のレンジが大きく細かい調整ができないことでしょうか。とは言え大げさなものではなく実使用上全く問題になっていません。
DHT-S316を購入するなら
DHT-S316はAmazon、楽天市場、Yahooショッピング、その他家電量販店で2万円台から購入することが可能です。
皆さんも是非DENON DHT-S316で本物の音による贅沢な時間をお過ごしください。