アメリカ赴任が決まったらやるべきことの一つにドル決済が可能なクレジットカードの申請があります。
もちろんアメリカで日本のクレジットカードを使用することもできますが、支払い時にドル→円の為替手数料で損をしてしまうのでアメリカのクレジットカード申請は必須です。
銀行のデビットカードでもドルのキャッシュレス決済は可能ですが、アメリカのクレジットカードはポイント還元率が高いので作らないとはっきり損です。
1年で簡単に10万ポイント(=10万円分)以上トクすることが可能です
クレジットスコア
アメリカでクレジットカードを作るにはクレジットスコアが必要です。
クレジットスコアとは、FICOスコアという名前で呼ばれるその人のお金の信用度を数値化した指標です。300~850点で表され、平均はおよそ680点です。
アメリカではこのクレジットスコアが低いと良い金利条件で家のローンが組めなかったり、自動車のリース契約ができなかったりします。
クレジットカードの審査もこのクレジットスコアを利用して行われます。
アメリカ内のスコアなので、アメリカ外の方はこのクレジットスコアを持っていません。そのため、実は日本人が現地のクレジットカードをいきなり発行することはできないのです。
そんな日本人のために日本基準の審査でドル決済カードを発行してくれる会社があります。それがANAとJALです。
ANA CARD U.S.A
項目 | 内容 |
年会費 | $70 |
還元率 | $1利用で1ANAマイル |
フライトボーナスマイル | 25% |
その他特典 | 初回利用で5,000マイルボーナス 国際線でビジネスクラスカウンター利用可 |
$1利用毎に1ANAマイルが貯まり、初回利用特典として$5,000マイルが貰えます。
年会費は初年度から$70ですが、初年度年会費無料のキャンペーンが様々な形で行われています。
時期によってはホームページ上で入会キャンペーンをしていたり、現地の情報誌やガイドブックにキャンペーンコードが載っていたり、「赴任コンポ」というANAの海外赴任サポートパッケージを申し込むことでもANA CARD U.S.Aの初年度年会費が無料になりますので、是非探してみてください。
但し、赴任コンポは航空チケットの 予約クラスがF、J、G、Yのみを対象としているので条件は厳し目です。詳細はこちらからご覧ください。
カードの申込みは渡米前から可能です。審査期間もありますので、渡米後すぐに受け取ることができるように事前に申し込みを済ませておくことをおすすめします。
ANA派の方におすすめ!ANA CARD U.S.Aの申し込み
私はANA派なのでこちらのカードを発行しました
JAL USA CARD
項目 | 内容 |
年会費 | $20 |
還元率 | $2利用で1JALマイル(ベーシックコース) $1利用で1JALマイル(プレミアムコース(+$50)) |
フライトボーナスマイル | 10% |
その他特典 | 初回国際線搭乗で5,000マイルボーナス |
JAL USA CARDの場合は還元率の異なる2つのコースを選べるオプションがあります。
$2ドル利用で1JALマイルが貯まるベーシックコースに比べてプレミアムコースは$1利用で1JALマイルと二倍の還元率ですが、追加で$50の支払いが必要です。
1JALマイルを1円相当とすると、年間約$10,000以上の支払いがある方はプレミアムコースの方がお得です。$10,000利用するとベーシックコースは5,000JALマイルですがプレミアムコースでは10,000JALマイル貯まるため、その差は5,000JALマイルになります。
まだ$10,000も使うかわからないという方もいると思いますが、アメリカ生活では物価の高さから想像以上にお金を使いますし、ほとんどの場面でクレジット支払いが可能ですので最初からプレミアムコースにすることをおすすめします。例えば家賃$3,000のアパートメント支払いをクレジットカードで払うことが可能なケースでは$10,000まではすぐ到達します。
最初はベーシックコースでも途中からプレミアムコースに変更することも可能です。
プレミアムコースが断然おすすめです
クレジットヒストリーの構築
無事にANA USAカードもしくはJAL USAカードを作ることができたら、そのカードを使用してクレジットヒストリーを構築していきましょう。
クレジットヒストリーを構築して高いクレジットスコアを持つことによって、もっとお得な特典を持つアメリカ現地のクレジットカードを作ることができるようになります。
クレジットスコアの構築にはSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の登録が必要です。SSNを取得したら、クレジットカードデスクに電話してその番号を登録してもらうだけでOKです。
使用開始から半年ほどすればクレジットスコアがつきますので、ANA CARD U.S.AとJAL USA CARDのどちらとも無料でオンラインサイトから自分のスコアを確認することができます。
クレジットスコアがついたら是非2枚目のクレジットカードを発行してみてください。
アメリカ生活2枚目のおすすめカードはこちらです。
アメリカ赴任に必要なクレジットカードまとめ
アメリカ赴任が決まったら日本基準の審査で申請が可能なANA CARD U.S.AもしくはJAL USA CARDのどちらかを作ることをおすすめします。
クレジットカードを作ったらSSNの登録でクレジットヒストリーを構築すれば更にお得な現地のクレジットカードも作ることが可能です。
最後までご覧いただきありがとうございました。