アメリカのクリスマスツリー事情に関するお話です。
生木のクリスマスツリー
日本ではあまり目にする機会がない生木のクリスマスツリー。アメリカではシーズンになるとHome Depot、Whole Foods、臨時販売所と至るところで生のモミの木が売り出されます。
もちろん日本でよく見るFakeのツリーも数多く販売されるのですが、駐在でアメリカに期間限定滞在の我が家でも初めての生木クリスマスツリーに挑戦してみました。
土台(ツリースタンド)
生木のツリーを飾る場合はまず土台を用意する必要があります。購入予定のツリーのサイズに合わせてChristmas Tree StandをAmazonで買いました。
最初はHome Depotに行ったのですが12月初旬とちょっと時期が遅かったのか既に売り切れており、入荷の予定もないということでした。
土台は中心にツリーを置いて四方からネジを締めて支えます。倒れないように木と接触する箇所はちょっとめり込むくらいきつく締めます。ツリーを取り外す頃にはネジは樹液でベタベタになります。
購入
クリスマスツリーはWhole Foodsで購入しました。Noble Firという種類のモミの木です。
Whole FoodsにいきつくまでにHome Depotと臨時販売所でお目当てのツリーを探し回りました。Home Depotと臨時販売所のツリーラインナップはかなり充実しています。モミの木の種類も沢山ありますし、大きさも大きいものから小さいものまで様々です。
しかし、合計200本以上見たにも関わらず残念ながら私が理想とするイメージのツリーとは巡り会うことができませんでした。
対してWhole Foodsはツリーの種類はかなり限定的です。私が訪れた時は高さ180センチ程のNoble Firのみが約100本置いてありました。驚いたのはそのほとんど全てがフレッシュで美しく、私がイメージしていた理想的なクリスマスツリーばかりです。
180センチ付近で形の整った美しい木を探すならWhole Foodsがおすすめです!お値段も約40$とお手頃価格なので是非一度覗いてみてください。
持ち帰り
お目当てのツリーを見つけて店員さんに購入の意志を伝えると、ツリーに着いていた価格タグを渡してくれます。そのタグを持って店内で会計をしている間にツリーの幹を店外でフレッシュカットしてくれます。
アメリカでは購入したツリーを自家用車のルーフに乗せて持ち帰るのが一般的です。
会計後に店員さんの所へ戻るとツリーを乗せる車はどれ?車の中と上どちらで運ぶ?と尋ねられます。私はたまたま7人乗りの大きいSUVに乗っていたのでシートを倒して中に乗せると伝えると、大きいビニール袋で包んで車内まで運んでくれました。もちろん車上に乗せる場合も快く協力してくれます。
飾り(オーナメント)
ツリーの飾りは全てMichaelsで揃えました。Michaelsはツリー関連が何でも揃っている上にかなり早い時期からクリスマスSaleをやっていて価格もかなり求めやすくなっています。
ツリーの葉が立派で土台はあまり目立たなかったのでスカートは購入せずに定番のボールタイプの装飾やサンタやトナカイの飾りを購入しました。
メンテナンス
ツリーのメンテナンスはとても簡単です。土台の中に水をたっぷり入れてやれ、減ってきたら足してあげるだけです。購入してすぐは比較的多く水を吸うので気をつけてこまめにチェックしてあげてください。また、葉が結構落ちるので掃除も定期的に必要です。
Whole Foodsのツリーはフレッシュなだけあり、約2ヶ月の間美しい姿を維持し続けてくれました。虫が湧いたり、匂いがきつかったりということも一切ありませんでした。
廃棄
年が開けて1月の終わりから2月にかけて、市がゴミとしてツリーを回収してくれます。指定された日にゴミと同様に路上に出しておけば大丈夫です。指定日は多くの自治体がネット上で公開しています。大きいツリーの場合はゴミ収集車に入らないため事前に二つにカットする必要がありますが、180センチくらいであればギリギリその必要はありません。
購入から廃棄まで簡単なので皆さんも是非生木のクリスマスツリーに挑戦してみてください!