新型コロナウイルスの流行により多くの方が在宅でのリモートワークを強いられています。
海外はもちろん国内の移動も自由にできる状況ではなく、仕事だけではなく私生活でも大きな制限がかかっています。
図らずもこの厄災を機に「遠隔」への取り組みが各企業で急速に進められています。
新型コロナウイルスが収束した後も、働き方改革や出張費の削減を目的に企業の遠隔化推進は拡大の一途をたどるでしょう。
そんな中で求められるのは、遠隔であっても普段と同じように仕事や生活ができる環境の整備です。
特に遠隔での会話は対面に比べてコミュニケーションが取りづらいからこそ優れたツールを使ってストレス無く円滑に進めたいものです。
この記事ではそんなツールの一つとして持っておきたいスピーカーフォン「Jabra Speak 510」をご紹介します。
会社・自宅での遠隔会議や、離れた家族や友人との連絡で通話の質がグッと向上するアイテムです
スピーカーフォンとは?
スピーカーフォンとはスピーカーとマイクが一体になった電子デバイスです。
PC、スマホ、タブレットと接続して使用することで、それらに付属している内蔵スピーカーやマイクよりも高性能な音声出力と集音を可能にします。
スピーカーフォンは360°どの角度からでも集音が可能な「無指向性」のマイクを有しているため、複数人での使用に適している特徴を持っています。
例えば以下のような利用ケースが挙げられます。
複数人参加の遠隔会議
海外顧客や国内別拠点の社員と遠隔会議をする場合、自社側の会議参加者は自分一人だけではなく複数人のケースであることも多いのではないでしょうか。
複数人参加の遠隔会議をPC内蔵のスピーカーとマイクで行うのは明らかにデバイスの能力不足です。
会議中に音が飛んでしまったり割れてしまうことがあるでしょう。
そんな時にスピーカーフォンを使えばクリアで良質な音声接続ができるので、会議中に相手の発言を聞き返すような無駄な時間を割くこともなくなるでしょう。
スピーカーフォンは会社の会議室には常備しておきたいアイテムです。
リモートワーク中の遠隔会議
個人のリモートワーク中にもスピーカーフォンは活躍します。
多くの方がヘッドセットを使って遠隔会議に参加していると思いますが、顔への装着や有線ケーブルが邪魔に感じることはありませんか?
スピーカーフォンを使えばハンズフリーで装着のストレス無く遠隔会議に参加することができます。
長時間の会議には最も適した音響デバイスでしょう。
離れた家族と遠隔通話
スピーカーフォンは仕事だけではなく私生活でも活用できます。
例えば単身赴任で家族と離れて暮らしているような場合は、遠隔でも家族と頻繁につながっていたいのではないでしょうか。
せっかくの楽しい時間なのに通話の音声品質が低かったり、わざわざマイクに近づいて話さなければいけない環境では、特に子どもはすぐに飽きて会話が続きません。
スピーカーフォンの優れた集音性能を使えば本体から多少離れていても声をクリアに拾うことができるので、長時間でもストレス無く家族と会話を楽しむことができます。
お互いがスピーカーフォンを使ってLINEやSkypeで常時接続しておけば他のことをしながら会話することができるので、離れていても家族の距離はグッと縮まるでしょう。
Jabra Speak 510
スピーカーフォンの中でも人気な商品の一つがJabra Speak 510です。
「Jabra」はGNグループというデンマークの音響メーカがプロデュースするブランドです。
GNグループは日本にもオフィスを構えており、スピーカーフォンの他にもヘッドセット、イヤホン、ヘッドホンといった商品を扱っています。
特にビジネス向けの用途に強く、多くの企業でJabraの製品が使われています。
続いてJabra Speak 510の使い方とその魅力をご紹介します。
USBケーブルとBluetooth
Jabra Speak 510をPCと接続する場合は電源供給もできるUSBケーブルでの接続が便利です。
PCにUSBケーブルで接続しただけでは使用するマイク/スピーカーとして選択されないことがあります。
そのような場合はPC上のサウンド設定で使用するデバイスを変更してみましょう。
Jabra Speak 510とスマホやタブレットはBluetoothで接続しましょう。
Bluetoothで接続する場合は最初にペアリングが必要です。
Jabra Speak 510のBluetoothボタンを2秒以上押し続けることでペアリングモードにでき、スマホやタブレット上から検索することができます。
2回目からは本体電源を入れるだけで自動的にBluetoothの接続が完了します。
Jabra Speak 510は最大15時間使用可能な内蔵バッテリーを積んでいるので、Bluetooth接続のみで電源供給がなくても長時間の通話が可能です。
USBケーブルとBluetoothで簡単接続!
優れた集音機能とクリアなサウンド
Jabra Speak 510は360°対応の無指向性マイク内蔵により優れた集音機能を、デジタル信号処理技術(DSPテクノロジー)によりエコーや歪みがないサウンドを実現しています。
スペック上は会議人数最大4名までとなっていますが、私はいつもそれより多い人数でも平気で使用しています。
その高い集音性能から本体から2mくらい離れていても声を張らずに会話ができ、相手の声もよく聞こえるので遠隔会議ではいつも重宝しています。
テクノロジーを駆使した高い音響性能!
マイクのミュートボタン
マイクのミュートボタンは複数人で会議をする際に重宝します。
会議中に遠隔の相手先には聞こえないように同じ会議室内のメンバーとだけ話をしたいシチュエーションはしばしば訪れます。
そんな時にスピーカーフォン上のボタンで即座にマイクのオン/オフを切り換えられるのはとても手軽です。
マイクをオフにするとLEDが赤く点灯するため、現在の状態がオン/オフどちらであるかが直観的でわかりやすい仕様になっています。
マイクのオン/オフがボタンで簡単に切り換え可能!
片手大のコンパクト設計
私がJabra Speak 510で一番気に入っている点は、その本体の小ささです。
直径はたったの12cmで片手に収まるサイズです。
机やかばんに入れてもかさばらない大きさなので、スピーカーフォンを個人持ちしたい人にはこれ以上ない商品です。
会社の会議室にスピーカーフォンが備え付けられていない場合でも、Jabra Speak 510を持っておけば遠隔会議の準備に慌てる必要はありません。
持ち運びに便利なソフトケースも付属しています。
コンパクトで個人持ちしたいサイズ!
Jabra Speak 510の口コミ
実際にJabra Speak 510を購入した他のユーザはどのような感想を持っているのでしょうか?
良い口コミ
マイクとスピーカーが一体となっていることと音響品質が高いことから、会議の準備や会議自体が以前よりも楽になったという感想が多く見られました。
悪い口コミ
マイクとスピーカーの性能に満足できていな方も一定数いるようです。
6人以上の大人数で遠隔会議を行う場合には、もう少し大型でハイスペックなモデルや連結して使用できるタイプの製品をおすすめします。
Jabra Speak 510の購入先は?
Jabra Speak 510には、Microsoft Skype for Businessの使用に最適化された認定商品である「MSモデル」と、その他の「UCモデル」があります。
どちらも定価は税抜き20,000円で両者に性能の差はありませんが、Microsoft Skype for Businessをメインに使う方はMSモデルを選ぶ方が無難でしょう。
公式サイトの他にもAmazon、楽天市場、Yahooショッピングから購入することができますが、昨今の需要増により各ショップで欠品中のこともあるようです。
購入を希望される方は商品が出ていないかこまめにチェックしてみてください。
皆さんもJabra Speak 510で快適な遠隔環境を構築しましょう