アメリカのシカゴとカナダのモントリオールに行ってきました。どちらも街中に美術と音楽が溢れる美しい都市です。
今回はアメリカ、カナダ、メキシコの3つの国で使用できるおすすめの旅行者用Simカードをご紹介します。
旅行者用Simカードはお得?
もはやスマホによる通信環境は普段の生活に欠かすことができない生活必需品です。
現地の様々な情報収集が大切な海外旅行においては、その重要性は普段以上です。
海外旅行中にも普段と変わらずスマホによる通信を行いたいのであれば現地用Simカードを使うのが最もコスパの良い選択肢です。
Simカード以外の通信手段としては、日本のキャリアSimカードを使った国際ローミング、Wifiルータのレンタルがあります。
ここで、現地用Simカード(MOST SIM)とローミング(docomo)、Wifiルーターレンタル(イモトのWiFi)を比較してみましょう。
通信手段 | 現地用Simカード (MOST SIM) | ローミング (docomo) | Wifiルーター (イモトのWiFi) | |
価格 | 2,280円 | 2,980円 | 1,880円 | 2,580円 |
通信容量 | アメリカ:制限なし カナダ/メキシコ:5GB | 制限なし | 500MB | 制限なし |
期間 | 7日間 | 1日間 | 1日間 | 1日間 |
旅行先で7日間使用した場合、Simは2,280円、ローミングは20,860円、Wifiルーターは安くて13,160円、高くて18,060円です。
このようにSimカードがダントツで安いのです。通信容量もアメリカなら無制限、その他でも5GBなので十分な容量です。
どのSimカードを選べば良いか
アメリカ、カナダ、メキシコではSimを現地で調達することも可能ですが、事前に日本で用意することをおすすめします。
その理由は、現地のSimは基本的に1ヶ月単位の契約プランが多く旅行者にとって割高なため、現地でSimを購入及び契約する時間は旅行者にとって無駄な時間であるためです。
私が実際に旅行前に購入していったSimは「MOST SIM北米SIMカード」です。
アメリカでは7日間容量無制限、カナダ/メキシコでは7日間5Gまで高速な4G LTE通信が使用可能です。電話番号もついてくるため、アメリカ/カナダ/メキシコ国内での通話やテキストの送受信も無制限で利用可能です。
ただし、UBER等のアプリ初期登録時にこの電話番号を使おうとすると、以前に別の人に使われているという理由で使用できないケースもあるためお気をつけください。
現地で使用したいアプリは日本にいるうちに日本の電話番号を使ってアプリ初期登録を行っておくことをおすすめします。
私はアメリカのシカゴとカナダのモントリオールで使用しましたが、通信できずに困ることは一切なく、各地で動画を見ることが十分可能な通信速度でした。
また、テザリングもできるので二人以上で一枚のSimデータを共用するといったことや、PCやタブレットを追加で接続することも可能です。
このSimを購入した後は、現地ですぐ使い始めることができるようにアクティベーションをする必要があります。アクティベーションの方法は付属の説明書にわかりやすく記載されています。
電話番号は使用開始の1日前にメールで通知されます。
注意点は?
他の方法に比べて圧倒的に魅力的な現地Simカードですが、いくつかの注意点があります。
1つ目に現地Simカードを利用するには事前にスマホをSimフリー化しておく必要があります。
Simフリー化は携帯各社のマイページもしくはショップで無料でできるので、必ず事前に行っておいてください。
2つ目は、国によって異なる電波周波数帯(Band)にお持ちのスマホが対応している必要があることです。iPhoneやGalaxy Sxシリーズ等、グローバルスマホは各国のBandに対応しているため心配無用です。
ミドルレンジのスマホは購入国のみのBand対応というケースもありますので、ご自身のスマホがSimカードの対応Bandをカバーしているかよくご確認ください。
以上がアメリカ/カナダ旅行者向けおすすめSimカードのご紹介でした。

モントリオールのノートルダム大聖堂の写真でお別れです
