【ANA SFC】マイル修行の理由

2019年ANAプラチナステータスを獲得し、SFCカード入会の権利を得ました。私は中途半端な出張族で、運がいいと年間3万プレミアムポイント(以外PP)くらい貯まります。

今年は修行で2 万PPを追加して、晴れてプラチナステータス達成及びSFC入会となりました。修行の詳細旅程はこちらで公開しています。

私がSFC入会を目指した一番の理由は海外で輝きを放つスターアライアンスゴールドステータスを一生涯持つことができるためです。スターアライアンスゴールドになると一体海外で何が嬉しいのでしょうか。以下私の実体験です。

スポンサーリンク

優先搭乗(アメリカ編)

私は以前アメリカに駐在しており、出張でアメリカ全土を飛び回っていました。その時主に利用していたのが同じスターアライアンスのユナイテッド航空です。ユナイテッド航空の機内搭乗はグループ制で以下のように定められています。

グループ1:
プレミアプラチナ会員(ユナイテッドの上級会員)
プレミアゴールド会員(同上)
スターアライアンスゴールド会員ファースト、ビジネス利用客
グループ2:
プレミアシルバー会員(ユナイテッドの上級会員)
スターアライアンスシルバー会員
グループ3〜5:エコノミー利用客

ステータスを持っていないと出張用の安いチケットでは大体グループ4か5になります。こうなると大変です。頭上の荷物入れスペース争奪戦です。

日本にいると飛ぶ時間は一緒なのに優先搭乗なんてしてもねーという気持ちになりますがアメリカでは違います。皆大量の手荷物やキャリーケースをぶち込みます。

グループ5になんてなったら自席から遠く離れた荷物入れにさえ預けられないことも頻繁にあります。そうなると荷物を常時足元に置いて、ただでさえ狭い機内をもっと狭くするか、キャリーケースの場合は追加の預け入れ荷物とせざるを得なくなります。

預け荷物受け取りの時間も増えますし、手荷物だからと思って高いキャリーケースなんて持ち込んでいたら乱雑に扱われることになって最悪です。

スターアライアンスゴールドメンバーとして生涯グループ1でいられることには大きなメリットがあります。次のアメリカ赴任も怖くありません。

ラウンジ利用(ヨーロッパ編)

ヨーロッパに出張に行くと最後の一日はフリータイムで観光できる、ラッキーと思うことがよくあります。その理由は、日本への便は夜発が多いためです。

少しでも時間を有効活用するために朝早くから活動し、そろそろ寝る時間という頃に飛行機に搭乗し、それから10時間以上の長いフライトが待っています。飛行機に乗る前にシャワーを浴びてすっきりできたらなー。誰もがこう思うはずです。

空港では有料でシャワーを利用することができる場所もありますが、2千円払ってまで浴びるかというと我慢できるかなーという気持ちになります。もちろん最後の一日に仕事をしている時もあり、シャワーを浴びたい気持ちは同じですが残念ながら私の会社はシャワー代は経費で落ちません。

スターアライアンスゴールドのパワーにより、提携ラウンジで無料でシャワーを浴びて快適に帰ることができる。これもまた素晴らしいメリットです。

ラウンジ利用(乗り継ぎ編)

私はラウンジの素晴らしさを最も享受できるのは乗り継ぎの時だと思っています。ラウンジを楽しむために早く空港に向かったこともありますが、私はなんだかんだ家が一番落ち着きます。

しかし、乗り継ぎ時間は強制的に空港にいなくてはいけません。スムーズな乗り換えができれば良いですが、そんなにいつも上手くはいきません。特にアメリカの国内線はよく遅延します!

いつかの冬に雪のせいで遅延が発生し、当初乗り継ぎ2時間の予定が8時間になったことがありました。

幸運にも出張同行者が上級会員でラウンジを使用できたのですが、この時ほどその素晴らしさを痛感したことはありません。ご飯、ビール、シャワー、柔らかいソファ・・・いつか上級会員になってやるぞと強く決心しました。

インボラアップグレード

日本ではSFCカードによる維持のしやすさからスターアライアンスゴールドメンバーが溢れかえっていますが、海外での希少価値は高いです。利用する航空会社の上級会員でなくとも、スターアライアンスゴールドメンバーというだけで優遇されるチャンスが多いです。

その一つがインボラアップグレード(航空会社都合による無償アップグレード)です。

私もスターアライアンスゴールドメンバーになってから早速オーストリア航空でインボラアップグレードをしてもらいました。詳しくはこちらに記載しています。

以上が私がスターアライアンスゴールドのためにSFC入会を目指した理由です。

タイトルとURLをコピーしました