冬に仕事でアメリカのサンノゼからタイのバンコクに向かった時に雪でフライトが大幅遅延!
その経験から私が「ANAのステータス会員になってやる」と強く誓った出来事です。
この出来事がモチベーションとなってマイル修行をしちゃいました
ANA便の予約
サンノゼ空港からバンコク空港への直行便はありません。そのため、ANAユーザにとってはサンノゼ空港-成田空港経由-バンコク空港がベストな選択肢です。
サンノゼとバンコクの位置関係はほぼ地球の反対側なのでフライト時間は約20時間です。
スターアライアンスグループの便には台湾を経由するエバー航空という価格がANAよりも安い選択肢もありますが、日本人同行者2名との出張ということもあり私達は迷いなくANA便を予約しました。
サンノゼ10:50発―成田15:10+1着のNH171便から、成田17:35発―バンコク22:55着のNH807便乗り継ぎです。乗り継ぎ時間は2時間25分と十分です。
結果的にこの選択が不運のはじまりでした。
ANAからの早朝連絡
出張当日の朝、スマホを見るとANAからNH171(サンノゼー成田)便遅延のお知らせがメールで届いています。ちょうど季節は真冬。成田空港を襲った寒波による雪の影響で、搭乗を予定している飛行機の到着が遅れているということでした。
日系大手エアラインであるJALとANAの定時運航率は抜群で2017年の調査では世界ランキングの1位2位を独占しています。今回のような乗り継ぎがあるケースでは信頼のおけるエアラインであるANAを選択するというのが間違いが少ない選択というわけです。
しかし、天気が原因ではどうしようもありません。乗る方としてもSafety>>Deliveryです。
Webで運行状況を確認すると成田からサンノゼに向かっている飛行機は2時間遅れで出発したようです。
これから搭乗するサンノゼ―成田便は気流の影響によっては早く到着することもあるので、「もしかしたらまだ当初の乗継便に乗れるかもしれない!」と期待を持ちつつ2時間家でダラダラした後にサンノゼ空港に向かいました。
やっぱり便振替・・・
サンノゼ空港に着いてANAカウンターでチェックインをした際に遅延についての説明がありました。
やはり成田空港でのバンコク行きNH807便には乗り継げないとのことで、代わりに提示された振替便は羽田00:05発ーバンコク4:35着のNH849便でした。
当初の成田発17:35発予定から遅れること約7時間です。
「成田到着後に羽田に向かわなきゃいけない」、「乗り継ぎまで7時間以上何しよう」、「予約していたホテルの1泊目は泊まれない」、「バンコクにギリギリ朝一で着いちゃうから予定通り顧客先に向かわなきゃいけない」と色々なことが頭を巡りましたが、なんとか影響は最小限で済みそうです。
運航便の多い大手エアラインの恩恵ですね
驚きの空港内飲食チケット格差
カウンターで成田から羽田に向かうのは交通費の補償とかあるんですか?と聞いたところ答えはNo。天候が事由の遅延には一切の補償はないとのことです。その代わりにサンノゼ空港内で使える飲食チケットを貰いました。
同行者2人もチェックインを終えたところで、
私「貰った飲食チケットでビールでも飲んでから行きましょうか」
同行者A「でも、こんなに使いきれるかな」
私「20ドルくらいすぐですよ」
同行者A「え?40ドルだけど?」
私「えっ?」
同行者B「こっちは30ドルだ」
私、同行者A「えっ?えっ?」
全員金額が違う飲食チケット。搭乗クラスはみんなエコノミーで、チケットの購入金額も同じなのになぜ!?
実はそこにはANAのステータスという明確な理由があったんです。
同行者Aはプラチナステータス、同行者BはSFC、私はブロンズステータスでした。
それぞれ10ドルの差です。まさに格差社会。
やっぱりSFCを取得しないと!
そして、一体ダイヤモンドステータスと平会員はいくらの飲食チケットだったんだろう。。。
後編に続きます